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8.対応のないt検定

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回答

57pの式は、教科書的なものには載っていないかもしれません。Excelには効果量を計算する関数を搭載していませんので、実務上電卓でも容易に計算できるようにt値をからめてお示しました。対応のないt検定であれば、今回の例題に限らずご利用いただけます。ただし、2群のサンプル数が異なる場合はご利用いただけません。

A群B群の平均の比較をするときの効果量dは、次の式で求められます。

分母のsはバラツキですが、次の式で求められます。

 

ちなみに、Cohen’s dの計算をRで行う場合は、「effsize」パッケージに「cohen.d」というコマンドがあります。下は、55pの例(C)のデータのdをRで計算したものです。

 

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