原文


3.順位相関関係・演習

2.偏相関関係

1.相関関係

2.演習

6.分割表の検定

5.t検定・演習

回答

こちらはとても混乱しやすい部分です。2標本t検定における「n」というのは、おっしゃっているn1だけのn数になります。たとえば、ラベル1のn数が10、ラベル2のn数が10で計20だとしたとき、計算に使うnは10です。したがって、この場合、効果量=t値/sqrt(n/2) では、効果量=t値/sqrt(10/2)となります。
もしラベル1のn数が10で、ラベル2のn数が6のように2標本のn数が一致していないときには、

ここでの式から変わります。sqrt(n/2)からsqrt((n1✕n2)/(n1+n2))という形になります。
したがって、ラベル1と2のn数が違うときの効果量の求め方は、
効果量=t値/ sqrt((n1✕n2)/(n1+n2))という形になり、おっしゃっているような、n1とn2を使う形になります。

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