原文



アンケート調査法入門

目的

◇アンケート作成法の習得
 目的に合わせた最適なアンケートの設計・作成方法の習得を目指します。
 アンケートの目的に合わせた最適な質問文の作成法、また、回答方法として、5段階尺度等がよく用いられますが、質問文に合わせた最適な尺度の設定等について習得します。

◇市場調査における集計・分析手法の習得
 データ分析法の基礎、調査における結果の集計・統計的分析方法、及び分析結果の解釈、活用方法について学びます。
 分析結果の解釈おいて、同じ結果(P値、有意確率)であったとしても、調査数(サンプルサイズ)が異なる場合には解釈方法も大きく異なります。アンケート結果の的確な解釈方法(効果量、検定力等)、アンケートを実施する前の正しい調査数の設定方法について習得します。

*受講後の実践的な活用のために、EXCEL2013(2010,2016にも対応)を用い、受講者各自1台ずつPCによる演習を行います。 (数学の知識は特に必要ありません。)

受講対象

・マーケティングリサーチ、市場調査担当の方
・調査の基本的な設計方法について学びたい方
・調査結果の集計・分析法手法について体系的に習得したい方
・商品企画、商品開発、広告・宣伝の担当者及び管理職の方

受講費用

37,800円(税込)

学習内容

Ⅰ. アンケートの設計方法

 1. 調査の分類
   データの種類(質、量)
   調査範囲(標本調査の方法)
   データの収集方法(WEB、面接法、観察法)
   配布・回収方法(会場調査、電話調査、FAX調査…)

 2. バイアス
   シーズナルバイアス、メモリーエフェクト、コホート

 3. 質問項目の作成
   ダブルバーレル、キャリーオーバー効果

 4. 回答形式、尺度化の方法
   単一回答、複数回答、順位回答
   段階選択法、SD法、VAS法、自由記述法

Ⅱアンケートの集計・統計分析

 1. 調査結果の集計
   単純集計、クロス集計、各種グラフ

 2. 調査結果分析のための基本的な統計知識と分析体系について
   事例を用いて、必要な知識と各手法の適用ポイントについて分かりやすく解説します。

 3. 分布の検討方法
   調査結果の全体分布について検討します。外れ値の有無は分析結果に大きな影響を与えますので、
  外れ値の定義と具体的な処理方法について学びます。

 4. 平均値の違いについての検討(t検定)
   ・検定のしくみ(2種類の誤り)
   ・有意確率の意味と正しい解釈
     同じ結果(P値、有意確率)であったとしても、調査数(サンプルサイズ)が異なる場合は
     解釈方法も大きく異なります。
   ・効果量、検定力の重要性と活用方法

 5. クロス集計表による検討(分割表の検定)
   ・クロス集計から、構成比の算出、円グラフ等の作成等がよく行われますが、さらに、統計的な検定を行います。

 6. 2群の関係の把握(相関分析)
   ・散布図、相関係数のしくみと解釈方法
   ・交絡要因の発見と偏相関関係
     2群の関係を把握する場合、交絡要因の存在を疑う必要があり、交絡要因がある場合は
     その影響を除いた相関係数である偏相関係数を算出する必要があります。

 7. 3群以上の因果関係の検討(回帰分析)
   ・従属変数に与える説明変数との関係を明らかする。
   ・説明変数の影響力について相互比較する。
     コンサートにおける調査結果(満足度とチケット価格、会場の広さ、音響等)から、
     様々な要因の関係を明らかにします。
   *各統計手法の解説には、分かりやすい事例を用いて演習により理解を深めます。

 8. サンプルサイズの設定方法
    サンプルサイズは、アンケートの精度、分析結果の解釈に大きく影響します。
   効果量、有意水準、検定力の設定によるサンプルサイズの的確な算出方法について習得します。

(内容は、一部変更される場合があります。)

セミナー終了後、希望される方には様々なご相談に応じます。

 
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