Rによる統計学(入門編)
セミナーの概要・目的
・本セミナーでは、Rの初心者向けにRのインストール方法、基本的な使用方法から学びます。
・Rはデータ分析においてよく用いられ、統計学の学習・活用にとても相性がよいフリーツールです。
・Rにより、基本統計量、統計的検定、相関分析や回帰分析などの実践的な統計手法の活用まで出来るようになるレベルを目指します。
・Rの拡張機能であるパッケージ、ヘルプ機能の使用法などについても解説しますので、受講後にはその他の統計手法についても独学で習得可能です。
・各自1台ずつ演習形式により進めますので、初心者でも簡単にRを用いた統計を学ぶことができます。
*統計学の基礎知識からの学習を希望する初心者の方には、事前、または併せて「実践統計学」の受講をお勧めします。
*本セミナー受講後に、より広範な解析能力の習得のために「Rによる統計学(実践編)」の受講をお勧め致します。
受講目標
・Rを用いた統計手法の基本的な活用方法について理解し実践的に活用できる
演習データ、分析結果などもそのままお持ち帰り頂くことが出来ます。
受講対象
・Rを初めて使用する方
・Rの基本的な使い方・活用方法を学びたい方
・データ分析に関する基本的な活用方法を身につけたい方
セミナー内容
1.RとRstudioの基本操作
1.1.Rとは?/RとRstudioのインストール
1.2.パッケージについて/インストールと読み込み
1.3.関数とは/「変数」の基礎/データの形式とデータフレーム
1.4.データの取り込みと確認
2.代表値・散布度・標準化
2.1.基本的な計算と基本統計量(代表値と四分位)
2.2.散布度(偏差、分散・標準偏差)
2.3.標準化
3.検定
3.1.検定について
3.2.t検定(1サンプル)
3.3.t検定(対応のないウェルチ)
3.4.t検定(対応のあるデータ)
4.相関と回帰
4.1.ピアソンの積率相関係数
4.2.線形回帰分析
4.3.標準化回帰
5.データの可視化
5.1.データの可視化について
5.2.ggplot2パッケージの基本的な使い方
5.3.グラフ作成(基礎編)
・ヒストグラム
・棒グラフ
・棒グラフのエラーバーの追加
・箱ひげ図
・散布図
・層別散布図
(セミナーの内容は、変更される場合があります)
セミナー終了後、質問することが可能です。
受講者アンケート
Rは初めてでしたが、思ったより簡単でした。直ぐに使えそうです。
Rの操作法を丁寧に教えて頂けて、資料も丁寧で、大変参考になりました。また、動画で確認できるので大変助かります。
Rの入門書は読んだことがありましたが、実際に操作しながらの受講は、よりポイントがよく分かり理解できました。
今までRを避けて来ましたが、今後は論文の作成に活用できそうです。
Rの操作だけではなく、統計学の理論、活用方法についても事例を用いて説明して頂けたので、実務に使えそうです。