一元配置分散分析(対応のある場合)

学習期間別に英語の成績の違いについて調べる。

新入社員10人について、英語の学習期間(1カ月、3カ月、6カ月)ごとに試験を実施しました。
学習期間による違いについて検討します。

表_差し替え用_一元配置(対応のある場合)0713

出力結果

差替え用_出力結果_一元配置(対応のある場合) 0713

有意確率=0.0094、有意水準5%において、学習期間による成績に違いがあります。

3都市の売り上げに違いがあるかについて検討する。

12人の営業社員が東京、名古屋、大阪で新型スマートフォンのプロモーション活動を行いました。売り上げ台数は東京が169台、名古屋が181.9台、大阪が170.7台でした。
この数値を差とみなすか、誤差とみなすか検討してみます。

No.7_表_事例_一元配置(対応あり)0803 単位/台

データ入力画面

No.7_一元配置(対応あり)_入力画面 0803

分散分析結果は(F(2,33) = 0.000)と有意で、地方ごとの値を比較した場合に、どこかしらに差があることがわかりました。 そこで、どの組み合わせに差があるかを調べるために多重比較を行ったところ、2-1(名古屋-東京)、3-2(名古屋-大阪)は有意で、3-1(大阪-東京)は有意ではないこと、すなわち名古屋はその他の地方から特出して売り上げ台数が多いことがわかりました。

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