次のデータは、ある店舗における過去1週間の最高気温、最低気温、ならびに来店客数です。 最高気温の影響を除いた、最低気温と来店客数の関係について調べてみることにしましょう。
求める偏相関係数は、-0.12377となり、最高気温の影響を除いたときの、最低気温と来店客数の関係は低いことが分かります。
下記データにおいて、ホットコーヒーの売り上げと来店客数との関係について、相関係数を求めたところ、-0.57714と負の値となり、来店客数が少ない方が、売り上げは上昇する傾向にあるという結果となりました。しかし、常識的には、温かい日の方が、需要はあるように思えますので、気温の要因を除いた場合のホットコーヒーの売り上げと、来店客数との関係性を数値で示してみることにします。
偏相関係数は0.2298435と正の値となり、来店客数が少ないほど、ホットコーヒーの売り上げが増えるとは言えないことがわかります。
また、この数値から、気温の影響を除いた場合のホットコーヒーの売り上げと来店客数との間に、強い関係性があるとも言えないことがわかります。