新入社員10人について、英語の学習期間(1カ月、3カ月、6カ月)ごとに試験を実施しました。学習期間による違いについて検討します。
有意確率=0.0094、有意水準5%において、学習期間による成績に違いがあります。
12人の営業社員が東京、名古屋、大阪で新型スマートフォンのプロモーション活動を行いました。売り上げ台数は東京が169台、名古屋が181.9台、大阪が170.7台でした。この数値を差とみなすか、誤差とみなすか検討してみます。
分散分析結果は(F(2,33) = 0.000)と有意で、地方ごとの値を比較した場合に、どこかしらに差があることがわかりました。 そこで、どの組み合わせに差があるかを調べるために多重比較を行ったところ、2-1(名古屋-東京)、3-2(名古屋-大阪)は有意で、3-1(大阪-東京)は有意ではないこと、すなわち名古屋はその他の地方から特出して売り上げ台数が多いことがわかりました。