偏相関

店舗における最高気温の影響を除いたときの、最低気温と来店客数の関係を調べる。

次のデータは、ある店舗における過去1週間の最高気温、最低気温、ならびに来店客数です。 最高気温の影響を除いた、最低気温と来店客数の関係について調べてみることにしましょう。

表_No.29偏相関_①店舗における最高気温

出力結果

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求める偏相関係数は、-0.12377となり、最高気温の影響を除いたときの、最低気温と来店客数の関係は低いことが分かります。

店舗における気温の影響を除いたときの、ホットコーヒーの売り上げと来店客数の関係を調べる。

下記データにおいて、ホットコーヒーの売り上げと来店客数との関係について、相関係数を求めたところ、-0.57714と負の値となり、来店客数が少ない方が、売り上げは上昇する傾向にあるという結果となりました。しかし、常識的には、温かい日の方が、需要はあるように思えますので、気温の要因を除いた場合のホットコーヒーの売り上げと、来店客数との関係性を数値で示してみることにします。

偏相関 hot coffee 単位:コーヒーの売り上げ:杯 来店客数:人 気温:℃

データ入力画面

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出力結果

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偏相関係数は0.2298435と正の値となり、来店客数が少ないほど、ホットコーヒーの売り上げが増えるとは言えないことがわかります。

また、この数値から、気温の影響を除いた場合のホットコーヒーの売り上げと来店客数との間に、強い関係性があるとも言えないことがわかります。